忍者ブログ

カレンダー

07 2019/08 09
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

[406]  [405]  [404]  [403]  [402]  [401]  [400]  [399]  [398]  [397]  [396

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

小説 ほな、また9.異常な空間と当たり前な空間2

(これは小説です)

9.異常な空間.と当たり前な空間2

“親族のかための杯”、結婚式、披露宴が終わってアイツが迎えに
来てくれた。
「お願いね」
母がアイツに言った。

アイツは、私を車の助手席に座らせて、車椅子を畳んでトランク
に入れた。
トランクの閉める音がした後、アイツが運転席に乗って来た。
「夜ごはんどうすんの…?」
アイツがこっちを振り返って聞いた。
「私…、お腹すいてないけど…」
「どうしたん…?、元気ないやん…」
妹が離れて行ってしまうような感覚は、やっぱり私の中から消えて
いなかった。
「ごはんおごるわ」
アイツは、そんな私にハンバーグをおごってくれた。
「ありがとう、ごめんな…」
「大丈夫!」

施設に到着すると、アイツはトランクから車椅子を下ろし、
助手席から私を抱き上げて車椅子に乗せてくれた。
「元気だしや、ほな、また」
アイツは、そう言って自動ドアを出て行った。

「次は、あんたやで!」
披露宴の時に花嫁姿の妹が言ってくれた言葉は、ずっと私の心に
残っていた。

-“異常な空間と当たり前な空間”3へ続く-










PR


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne