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小説 ほな、また10.ミルクティーと後悔1

(これは小説です)

10.ミルクティーと後悔1

8年いた施設を出て自宅で生活していた。
全て介助してもらっていた施設の頃とは違い、日常生活の動作は、
ほぼ自分で出来るようになった。
家族と自分自身の力、やらなければならない気持ちが大きな後押しになった。

障害を持った人が通う授産所に送迎バスで毎日通い、パソコンで文字の入力
や、名刺などを作る仕事をして、他の同じような所より少し高めの工賃を
もらっていた。

『そうや…!、電車に乗ってどっか行ってみよう…!』
夕方、仕事から帰って来ると家には誰も帰っていなかった。
私は、電動車椅子で電車に乗って出かけてみようと考えた。
電動車椅子を運転しての遠出も初めてで、歩道の上がったり下がったりや、
上ってたどり着いた先に車が止まっていたり、降りれないほどの段差かも
しれないのが怖くて車道の端っこを走った。
すると、車の音が耳のすぐ横で聞こえて怖かった。
それでも、何とか駅にたどり着き、駅員さんに手伝ってもらって電車に
乗ることが出来た。
『やったー!』

-“ミルクティーと後悔”2へ続く-















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