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小説 ほな、また4.恋と小さな嘘4

4.恋と小さな嘘4

「自分で仕上げられへんのは、ちょっと悔しいなぁ…」
私は、“青いマフラー”の仕上げを手伝ってもらうことになった
先生に言った。
「そうか~、あんな、ここ閉じるやん、そしたら、両端を絞って
一つずつボンボリ付けたら可愛いと思わへん…?」
「うん!、思う!」
「ボンボリ、自分で作ってみたら…?」
「作れるかなぁ…」
「ここまで編み上げたんやもん!、出来るよ」
「じゃあ、作り方教えて」
「わかった!、出来たら付けてあげるな」

バレンタインの前日、ボンボリ付きのマフラーは出来上がった。
私は、ギフトボックスに“青いマフラー”と“チョコレート”、唇が荒れて
いつもリップクリームを使っているアイツのための“リップクリーム”、
“これからもよろしくの手紙”を入れてプレゼントを作った。
『出来上がり~!、間に合った~!』

バレンタイン…、私は、夕食後のグループ活動の後、アイツとの
“いつものスペース”にプレゼントを持って行った。
アイツは、幾つものチョコレートを机の上に置いた。
「今年もこんなもらったんや!」
女の子にモテるアイツは、たくさんのチョコレートをもらっていた。

-“恋と小さな嘘”5へ続く-












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