忍者ブログ

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

[388]  [387]  [386]  [385]  [384]  [383]  [382]  [381]  [380]  [379]  [378

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

小説 ほな、また5.恋と戦い4

(これは小説です)

5.恋と戦い4

放課後に訓練に残っている私は、1人でゆっくり車椅子をこいで
訓練室に向かっていた。

後ろから誰かの足音が近づいて来た。
「1人なん…?」
話しかけて来たのは、足音の主の“彼女”だった。
「訓練室やろ、送ってあげる!」
「えっ…、バスは…?」
彼女は通学組、スクールバスに乗って帰るため、こんな時間は滅多に
ちゃんと話すことはなかった。
「バスはまだ大丈夫やから!」
ちょっと戸惑う私に構わす、彼女は車椅子を押し始めた。

「○○○○くんとどうなってんの…?」
突然、彼女が聞いてきた。
「えっ…、どうなってるって…?」
私はドキドキしながら聞き返した。
「2人、仲良しやん!、付き合ってんの…?」
かなり胸がザワザワしてドキッとした。
「えっ…、どうなんやろ、わからん」
笑顔で応えてみた。
「ふ~ん、そうなんや!」
彼女は、さらりと返した。

『目的はそこか~、気にしてるんやなぁ…』
訓練室に着いて、彼女と別れてから、私は思った。
『付き合ってなんかないもんなぁ…』

-“恋と戦い”5へ続く-










PR


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne