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小説 ほな、また2.救いと気づき4

(これは小説です)

2.救いと気づき4

寄宿舎では、夕食後の2時間は障害別のグループに別れての活動時間に
なっていた。
肢体不自由の私と体には障害のないアイツは、もちろん、別々のグループ
で活動していた。
私のグループでは、卵のカラと折り紙を使った張り絵で、グループ名の
“ペガサス”の巨大な看板を作ったり、みんなでお茶をしたり、編み物をしたり…。
アイツのグループでは、みんなで豆腐やおからを作ったり、マラソンや
買い物に行ったり、プロレスをしたり…。

グループの時間が終わって…、就寝時間までは自由時間、みんなそれぞれ
に過ごしていた。
私とアイツは、廊下の隅に作られた入口が透明のフィルムで仕切ってある
スペースで、2人で話をしたり、お菓子を食べたり、宿題をしたり、
試験勉強をしたり…。
その様子は、廊下から丸見えだったが、気にはならなかった。
たぶん…、アイツも…。

何時の頃からか、これが、私にとって当たり前の日常になっていた。
『アイツはどうだったのだろう…?』

この頃にはアイツは、学校でも寄宿舎でも友達の真ん中にいて、女の子にも
モテるようになっていた。
アイツのスッとした姿や“優しいんだろうなぁ”と思える笑顔は、人を引き
つける充分な魅力になっていた。

-“救いと気づき”5へ続く-








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