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小説 『初恋7』

(これは小説です)

7.道なり

8月の暑い日、みきは、のぶの寮の敷地にある体育館で行われる車椅子
バスケットの試合を見に行くことになりました。
「俺も出るから見にきたら…?」
「私も本格的な試合見てみたいなって思ってた」
「じゃ、決まり!、ただなぁ、今回は駅まで迎えに行けないねん…」
「えっ、そうなん…」
「うん、俺も試合の準備とかあるしなぁ…」
みきは仕方なく、今回は駅から寮まで一人で行くことにしました。
「駅から真っ直ぐ行って、おしゃれな喫茶店を左折して、後は道なりに…、
○○橋を渡ったら、体育館が見えてくるから、大丈夫…?」
「うん、行ってみる、何回か一緒に行ってるしな」
「駅から30分ぐらいで着くはずやから!」
「うん、わかった、ありがとう!」

みきは、のぶが教えてくれた道順を心の中で繰り返しながら家を出ました。
まず、電車で最寄り駅まで行き、そこからスタートです。
『行ったら行けるよ!』みきは夏の日差しの下、結構軽い気持ちで
駅を出発しました。
『駅から真っ直ぐ…、おしゃれな喫茶店…』
「あっ、あった」
『ここを左折して…、後は道なりに…』
「よし…、順調…」
みきは呟きながら、道なりに電動車椅子を走らせていました。
…の、つもりでした…。

ずいぶん走りました。
『あれ…?、そろそろ○○橋が見えてくるはずよな…?』みきがそう思った時には、
もう、のぶに教えてもらった30分はかなり過ぎていました。
『おかしいなあ…、道なりにきてたはずのになぁ…!』
みきは、しばらくそのまま走っていましたが、目印の○○橋は一向に現れて
くれそうではありませんでした。


-『初恋』8へ続く-





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