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小説 『初恋6』

(これは小説です)

6.二人

みきは、のぶに誘われて、のぶの住んでいる寮の部屋を見に行きました。
もちろん、のぶに駅まで迎えにきてもらいました。
「ふーん、結構広いやん」
「まぁ、基本、二人部屋やし…」
「今は一人なんやし、広く使えるやん」
「まあねっ」
「クローゼットもこんなに大っきいの付いてるし」
「結構、贅沢な感じやろ」
「うん、冷蔵庫も付いてるし、ごはんも炊けるし」
「そうやろ!」

しばらくして…、みきとのぶは並んで座りました。
「みきは実家暮らしよな…?」
「今はそうやけど」
「どっか寮とかに入る気はないの…?」
「うん、ずっと施設にいたし、今は実家で暮らそうかなって…」
「そっか~」
「でも、私、学生の頃、どっか入るんやったら、ここの寮がいいなぁって思ってた!」
「じゃあ、なんで入らへんかったん…?」
「だって、私の障害じゃ無理やろ、ここは…」
「そうか…?、工場の方は無理やけど、俺と同じ授産の方やったら、入れるやろ」
「そうかなぁ…?、でも、見られると思ってへんかった寮の部屋が見られて嬉しかった!」
「それは、よかった!」
「うん、ありがとう!」

のぶの部屋で長い時間二人で話しました。
楽しい時間でした。
ただ、二人の間には相変わらず、喫茶店や外で話をしている時と
変わらない空気が流れていました。


-『初恋』7へ続く-






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