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小さな羽根Ⅴ神様の答え10

(これは物語です)

『小さな羽根』


Ⅴ 神様の答え10


「神様が、傷や腫れがなくなった頃に羽根を戻して下さるって」
「そうなの、痛みはないの…?」
「うん、もうないよ」
「よかった…、安心したわ」
「うん、ありがとう」

ジュナとミーメは、その部屋に敷き詰められた白くて〝フワフワ〟の
雲の上に並んで寝転び話しました。

「私ね、“天使”のところから帰る時、もう少しここにいたいって思っていたのよ」
「そうだったんだ…」
「ええ、だって、私たちが暮らしているところでは、いつも、みんな
一緒でしょ、もちろん、みんなでいるのも楽しいけど、あなたと二人
だけw)にはなれないもの」
「そうか…、そうだね」
「私、あの時間がとても幸せだったわ」
「解ってあげられなくて、ごめんね…」
「いいのよ、仲間と同じ姿になって、あなたは早く帰りたかったんですもの」
「いつも僕を見ていてくれてありがとう」
「私だって、いつもあなたといられて嬉しいわ」
「でも、いつも君を不安にさせてばかりだよね、“天使”のところでも、
また、ここでも…」
あなたを待っている時は不安だったけれど、あなたと二人だけで過ごせたもの」
「ああ、ありがとう」
「私、あなたのお陰で強くなれたのよ、幸せな時間よ、“天使”のところで
過ごした時間も、この時間も」
「僕もだよ、神様がね、二人でゆっくり休みなさいって」
きっと、神様が私に、ジュナにずっと付き添いなさいって言って下さったのは、
神様から私たちへの贈り物よ」
「うん、そうだね」

「私が神様から頂いた役目は、ジュナ、あなたを力づけること、あなたを守ることよ」
「じゃあ、僕は君を守ることだね」

「もっともっと私たちに与えた役目や下さった贈り物はあるんじゃないかしら…?」
「どんなことだろう…?」
「今すぐには解らなくても、私たちをちゃんと自分を生きていれば、
いつかきっと見つけることができるわ」

「私たちが仲良しになれたのも、きっと神様からの贈り物よ」
「僕が小さな羽根で生まれたのも君と仲良くなるため…?」
「きっとそうよ、私がみんなより少し小さな羽根で生まれたのも、
あなたと仲良しになるためね」

「僕は、今、とても幸せだよ、ミーメ」
「私もとても幸せよ、ジュナ」


ー“小さな羽根”終ー








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