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ちびちゃんストーリー42りんごあめ

(これは物語です)

『りんごあめ』

今日は夏祭り、賑やかにいろんな屋台が並ぶそうです。
「車椅子であんな人のいっぱいの所に行ったら大変だから、ちびちゃんは、
お家で待ってようね」
お母さんは、いつもちびちゃんにそう言います。
「私も言ってみたい!」
ちびちゃんは、いつもその言葉をグッと呑み込んでいました。
妹たちは、お母さんにゆかたを着せてもらっています。

お家を出る時、ちびちゃんと同じ歳の妹がちびちゃんに言ってくれました。
「おみやげ、買って来てあげるからね」
「うん!」
ちびちゃんは、とても元気な声で応えました。

妹が買ってきてくれた“りんごあめ”は、棒のついたちっちゃな丸いあめの
中に、とてもちっちゃなりんごが入っていて、りんごの赤い色がキラキラ
していていました。
あめをなめるととても甘くて、カリッとかじると今度は、りんごの味がしました。
『かわいくておいしい…!』
ちびちゃんは“りんごあめ”が大好きになりました。

「ちびちゃん、おみやげ何がいい…?」
夏祭りに行く時は、妹がちびちゃんに聞いてくれるようになりました。
「りんごあめ!」
ちびちゃんは、決まってこう応えていました。

ちびちゃんがもう少し大きくなった頃、ちびちゃんたち家族はおばあちゃんの
住んでいる街に引っ越しました。

この街にも夏祭りはありました。
「ちびちゃんも一緒にお祭り行こか」
夏祭りの日、おばちゃんが言ってくれました。
「大変よ!」
お母さんがおばちゃんに言いました。
「大丈夫、大丈夫」
おばちゃんは、ニコニコ笑ってそう言いました。

ちびちゃんは、とうとう憧れの夏祭りに妹たちと一緒に連れて行ってもらえる
ことになりました。
お祭りの屋台の灯りがたくさん見えてきました。
『わぁ…!』
ちびちゃんには、とってもキラキラして見えました。
ベビーカステラにわたあめ、フランクフルト、焼きとうもろこし、焼きそば、
たこ焼き、当てもの、きれいに光るおもちゃ、お面にスーパーボール、
そして、“りんごあめ”、色々なものを売っている屋台がたくさん並んでいました
ちびちゃんも車椅子を押してもらって、妹たちと一緒にたくさんの人の中、屋台
を見ながら進みました。
「あれがね…」
「これはね…」
妹たちは、ちびちゃんに色々教えてくれました。

「おばちゃん、あれ買って」
妹たちは、嬉しそうに色々買ってもらっていました。
「ちびちゃんは何がほしい…?」
夢の世界のちびちゃんにおばちゃんが聞いてくれました。
「りんごあめ!」
ちびちゃんは、“大好きなりんごあめ”を持ちながら夏祭りを思いっきり楽しみました。


-おわり-









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