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ちびちゃんストーリー35ねごと

(これは物語です)

『ねごと』

ちびちゃんと、同じ歳の妹は、自分たちの部屋にある二段ベットの
上と下で寝ています。
歩けないちびちゃんが下のベットで、歩いてはしごを昇れる妹が
上のベットで寝ています。
ベットに入ってからは、眠たくなるまで二人でしりとりをしたり、
二人で一緒に心の中で同じ歌を歌い出し、ある歌詞の所に来て声を
出した時に同じ所を歌っていて声が揃ったら成功なんていう二人で
考えたゲームをしたり、お話をしたりしていました。
二人だけの『おやすみ』の合図もありました。

その日もお話をしたり、ゲームをしたりした後、『おやすみ』を
して二人は眠りにつきました。

真夜中、ちびちゃんが上で寝ている妹の小さな声に気づきました。
「ちびちゃんがいるからじゃん…」
「えっ、何…?」
ちびちゃんは、妹が何を言っているか解らなくて聞き返しました。
「ちびちゃんがいるから、私、いつもお留守番ばっかりじゃん!」
上から聞こえて来た妹の言葉にちびちゃんは悲しくなりました。

「ちびちゃんがいるから、一緒にお留守番しててね」
お母さんはいつも小さい妹だけを連れてお出かけをします。
いつも二人だけでお留守番です。

「何でそんなこと言うの…!」
悲しくなったちびちゃんは、大きな声で言ってしまいました。
「こんな夜中に何ケンカしてんの!」
ちびちゃんの大きな声を聞いてお母さんが部屋に入って来ました。
「早く寝なさい!」
お母さんがそう言って下のベットのちびちゃんにお布団をかけ直して
から上のベットを覗き込んみました。 
「あら、寝てるじゃないの」
お母さんの言葉を聞いてちびちゃんはびっくりしました。
『えっ、ねごと…?』

「一人で何言って言ってんの、早く寝なさいよ」
お母さんがもう一度、ちびちゃんのベットを覗いてから部屋を出て
行きました。

『な~んだ、ねごとか…』
ちびちゃんはほっとしました。
でも、何故かちょっと悲しい気持ちが残ったまま眠りました。


-おわり-






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