忍者ブログ

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

[213]  [212]  [211]  [210]  [209]  [208]  [207]  [206]  [205]  [204]  [203

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ちびちゃんストーリー33たまごやき

(これは物語です)

『たまごやき』

小学生のちびちゃんと、同じ歳の妹は、今日も二人でお留守をしています。

「たまごやき作ろうか!」
お昼になって、妹がそう言って台所に行きました。
ちびちゃんもよつばいで台所に行って、流しの所に捕まって、膝立ちをして、
妹とお話をしながら、フライパンの上で出来ていくたまごやきを見ていました。
「ソーセージ入れてみようか!」
妹が黄色く焼けてきているたまごの上にピンク色のソーセージを包丁で
小さく切って、ポン、ポン、ポン、ポンと乗せました。
黄色の上にピンクが散りばめられて、可愛くてきれいに見えました。
「見て、何かきれ~い」
「ほんとだね!」
「もうちょっと、ここにソーセージ乗せたらきれいじゃない…?」
「どこ…?、ここ…?」
「うん、そこ!」
妹がまたソーセージを切って、ポン、ポンとたまごに乗せました。
「ここももうちょっと…!」
「ここ…?」
「うん!」
妹がまたソーセージを切って、ポンとたまごに乗せました。
「きれいだね!」
「何か食べるのもったいないね!」
「そうだね」
そんなことを言いながら、二人はフライパンの上で焼けている黄色と
ピンクのたまごやきを眺めていました。

「何か焦げ臭くない…?」
妹が気づいてたまごやきの裏を見みました。
「あ~あ、真っ黒…」
「裏見るの忘れてたね」
妹が笑いながら、きれいな方を上にしてたまごやきをお皿に乗せました。
「おいしいよね!」
「うん、おいしいよね」
二人は、焦げた所をよけながら、黄色とピンクのたまごやきをおかずに
お昼ごはんを食べました。


-おわり-









PR


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne