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ちびちゃんストーリー19まあちゃんの誕生日

(これは物語です)


『まあちゃんの誕生日』

まあちゃんは二本のまつばづえで歩いている、めがねをかけた男の子です。
まあちゃんとちびちゃんは、とても仲良しです。

二人のお家の方向が違うので、いつもは学校が終わったら、それぞれ違う
スクールバスに乗ってお家に帰ります。
でも、今日は特別な日、まあちゃんの誕生日です。
今日はまあちゃんの乗るコースのスクールバスに一緒に乗って、
まあちゃんのお家に帰るのです。
ちびちゃんは1日まあちゃんのお家に1人でお泊まりするのです。

まあちゃんのお家に着くと、まあちゃんのお母さんがまあちゃんと
ちびちゃんをバスからおろしてくれました。

「お買い物に行ってくるから、ちょっとおるすばんしててね」
二人がまあちゃんのお部屋で遊んでいると、まあちゃんのお母さんが言いました。
「はーい!」
二人は遊びながら、一緒に元気に返事をしました。

しばらく二人で遊んでいると、まあちゃんが言いました。
「何かおなかすいたね」
「うん、すいたね」
「何かあるかなぁ…、見に行こう」
「うん」
まあちゃんとちびちゃんは、よつばいで台所に向かいました。

まあちゃんが膝立ちをして食べ物を探しました。
「これ食べよう!」
まあちゃんが、テーブルにあったさっきまあちゃんのお母さんが
むいてくれた“りんご”の皮を見つけて、そのお皿をちびちゃんが
座っている床に置いてくれました。
「おいしいね」
「りんごの味するね」
二人は、台所の床に座って、お皿にのった“りんご”の皮をシャリシャリ食べました。

「あら、二人で何食べてるの…?」
お買い物から帰ってきたまあちゃんのお母さんが“りんご”の皮を食べている
二人を見て言いました。
「おなかすいたから」
まあちゃんがニコニコ言いました。
「あららそうなの、ごめんね、もう一つりんごむいてあげるから、
二人とも皮じゃなくてこっち食べなさい」
まあちゃんとちびちゃんは、今度は“皮”じゃなくて“りんご”をシャリシャリ
食べました。
「おいしいね」
「うん、こっちの方がおいしいね!」
まあちゃんがニコニコ言うと、まあちゃんのお母さんがお料理をしながら
笑っていました。

その日の夜、まあちゃんのお母さんが作ってくれたおいしいお料理を
食べながら、まあちゃんのお父さんとお母さんと妹とまあちゃんと
ちびちゃんとでまあちゃんのお誕生会をしました。
「まあちゃん、お誕生日おめでとう!」
ちびちゃんは、持ってきたプレゼントをまあちゃんにあげました。
「ありがとう!」
まあちゃんは、やっぱりニコニコ嬉しそうでした。
次の日、また、まあちゃんの乗るコースのスクールバスに乗って、
ちびちゃんとまあちゃんは一緒に学校に行きました。


-おわり-






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