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『大好き』9

(これは物語です)

「1.わんこ」

ー4.いのちって…?5ー

「ねぇ、このこすもすの中のいのちが始まることはないの…?」
「うーん」
大きなわんこは、唸って、黙った。
「ねぇ!」
ぼくは、大きなわんこがちょっと飛び上がったくらいに
大きな声を出した。
大きなわんこは、ちょっと飛び上がった後、また、
ふーっと息を吐いて、静かに話してくれた。
「あの丘の向こうに少し小さい丘があるんじゃがな…、
そこにこすもすが沢山さいてるんじゃよ…」
「そこで、また、いのち、始まるの…?」
「…」
大きなわんこは、また、ちょっと黙って…
「いや…、かわいそうじゃが…、やっぱりな、もう、
そのこすもすのいのちはな、始まることはないんじゃよ…」
「そう…」
「ただ…、こすもすの沢山咲いてるあの丘の土に戻してやれば
一人にはならんからな…」
「そう…、そうだね…」
「一人では寂しがるじゃろう…、こすもすもな…」

ぼくは、大きなわんこに「ありがとう」って言って、『向こうの丘』の土に
きみの体を戻してあげるために歩き始めた。


ー“大好き10”へ続くー






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