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物語 手のひら5

(これは物語です)

『手のひら』5

データ収集から1週間後、あの女性と一緒にアンドロイドヘルパーが
私の家にやってきました。

おじぎをしている女性の隣でもう1人女性がおじぎをしています。
青いジーンズをはいて、赤いセーターを着て、長い髪を後ろで1つに
束ねて…、髪の毛も表情も肌の感じも人間です。
「こちらがあなたに利用して頂くヘルパーです」
私は女性に聞き返しました。
「アンドロイドの…、ですか…?」
「はい、できるだけ人間に近づける開発を進めています」
女性はあの笑顔で私に微笑みかけてくれました。
「よろしくお願い致します」
女性の隣りで私に向けるその笑顔は、とても女性に似ていました。

「今日は、まず、ヘルパーの名前を決めて頂きたいのです」
「えっ、決まっていないんですか…?」
「ええ、あなたにご利用頂く間の名前を決めて下さい」
「一週間だけの名前をですか…?」
「ええ、そうです」
「その後は、どうなるんですか…?」
「次にご利用頂く方のデータと入れ替えて、その方にまた
新しい名前を決めて頂きます」
女性は何でもなく柔らかい笑顔で応えました。
私の心に『そんなものなのか』という言葉が浮かんできました。
「それじゃあ、ミュウさんでお願いします」
「ミュウさん、今日からの名前です、よろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします」
女性の言葉にミュウさんが笑顔で応えました
「名前は登録されました」
女性は言葉を続けました。
「この間頂いたデータも登録済みです、後は生活の中であなたが
ミュウさんに登録して下さい、1つ1つ登録して頂けばミュウさん
は、あなたのヘルパーとして成長します」
「登録って…、どうすれば…、私にできるんですか…?」
「ええ、、さっきのようにミュウさんに伝えて頂けば登録完了です、
登録する時は必ず最初に名前を呼んで下さい」
「解りました」
「もう一つ、ミュウさんが充電できる部屋を作って下さい」
女性はミュウさんに携帯電話の充電機のようなものを手渡しながら
言いました。

私は1週間の通常のヘルパーさんをキャンセルしていました。

ー“手のひら6”へ続くー










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