(これは物語です)
『青い色の夢』
彼女は夢を見ました。
夢は青い光に包まれていました。
その夢には、亡くなった友達や家族が出てきました。
みんな優しい笑顔で彼女に話かけてきてくれました。
彼女は何も不思議に思わずに話していました。
彼女は目を覚ましました。
彼女はベットの上にいて、いつもの天井を見つめています。
夢の中で誰とどんな話をしていたのか、どんな気持ちだったのか、
何も覚えてはいませんでした。
青い色とフワッと暖かで懐かしい気持ちだけを覚えていました。
瞳と頬のところには少し涙が残っていました。
泣いていたのでしょうか…?
あれから、あの夢が見たくて眠っても見ることはできません。
彼女は、もう一度あの青い色の夢が見たいと思っています。
-おわり-
PR