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小説 僕のいもうと6

『僕のいもうと』6

とうとう、お兄ちゃんが転校する日が来てしまいました。
その日、お兄ちゃんは、私に“オレンジ色のくまのぬいぐるみ”を
プレゼントしてくれました。
「僕やと思って持っててや」
お兄ちゃんは、いつもと変わらない優しい笑顔で言ってくれました。
「可愛い!ありがとう!」
そう言った私は、我慢ができなくなって泣いてしまいました。
そばにいたお姉ちゃんたちも涙をたくさん流していました。
「仲良くしてくれてありがとう」
そう言ったお兄ちゃんの目からも涙が零れそうでした。
「○○くんと仲良くしてあげてな」
「うん」
「僕あかんわ~」
○○くんの言葉に、みんなちょっと笑顔になりました。

お兄ちゃんは転校してしまった後も、時々私に電話してくれました。
「風邪ひいてへんか…?」
「うん!、大丈夫!」
「泣いたりしてへんか…?」
「…」
「あんまり泣いたらあかんよ、強なりや!」
「うん!」
お兄ちゃんにもらった手紙を見ていると、寂しくなってやっぱり
ちょっと泣いてしまう私は、手紙をレターラックから箱に移し、
大切にしまいました。

中学生…、高校生…、私はそのまま寄宿舎でお姉ちゃんになり
、学校を、寄宿舎を卒業する日を迎えました。
「卒業せんといて!」
可愛がっていた子たちがそう言ってくれました。
「ありがとうね」
私は、お兄ちゃんもお姉ちゃんたちも巣立って行った寄宿舎から
の巣立ちの日迎えました。
やっぱり、涙でビショビショでした。

-僕のいもうと7へ続く-












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