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小説 サービス3

『サービス』3

幼かった私は、同じように障害を持っている子供たちが家族のもとを離れて、
看護士さんに介護を受けながら生活し、身体の訓練を行う入所形の療育園で
暮らしていた。
そこでは、家族の面会も家族のもとへの外泊も限られていた。

その日、自宅への外泊を終え、家族と一緒に療育園に戻ってきた。
夕食に間に合うように帰ってきたが、少し遅れてしまった。
「あっ、もうごはん始まってる!」
母親は、慌てて、私の車椅子を押して食堂に連れて行った。
他の子供たちは、もう食事を初めていて、食堂の中はかなり賑やかだった。
私は、母親がもう帰ってしまう寂しさで心がいっぱいで食事をじっと見つめた
まま動くことができなかった。
母親は、そんな私を見て、食事のトレーに載っていた小さなヤクルトを笑顔で
手に取った。

「自分でやりなさい」
母親はいつもそう言って、幼くても私を甘やかすことはなかった。

-サービス4へ続く-











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