忍者ブログ

カレンダー

07 2019/08 09
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

[351]  [350]  [349]  [348]  [347]  [346]  [345]  [344]  [343]  [342]  [341

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

小説 その奥にあるもの3

『その奥にあるもの』3

『私も障害がなければ…』
分厚くふたをされたその奥で見つけた“ソレ”をまだじっと見つめていると、
“ソレ”は、少しずつ何かの形に見えてきました。
『何…?』
少しずつ…、少しずつ…、少しずつ…少しずつ…、少しずつ…。
『えっ…?、鬼…?』
「鬼や…!」
私は声にならない声を出してしまいました。
厚くふたをされたその奥の奥に封じ込まれていた“ソレ”は、私自身に再び
見えたことで、その姿を自ら“鬼”に変えたのでしょうか…?…?、“ソレ”
が再び見えたことで、私自身が“ソレ”を鬼だと見たからなのでしょうか…?
どちらにしても、私の心の奥の“影のようなもの”は、この鬼だったのでしょう…。

私の中の“ソレ”、鬼は、命を手放すその時まで消えることはないのでしょう…?
もしかしたら…、命を手放したその後も…。

「おかえりー!、雨、大丈夫やった…?」
彼が買って来てくれたお肉で、笑顔の夕食が始まりました。
『私は幸せやなぁ…!』
私は,また鬼を封じ込めました。
でも、もう、鬼がいることは知っています。

「明日は,買い物、一緒に行こな!」
「うん!」
私は,いつもの笑顔で応えました。

-〝その奥にあるもの〟終わり-













PR


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne