忍者ブログ

カレンダー

07 2019/08 09
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

最新記事

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

[76]  [75]  [127]  [130]  [126]  [74]  [73]  [72]  [71]  [70]  [69

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ちびちゃんストーリー6

(これは物語です)

『おにぎり』

お母さんのおにぎりは、まるい形をしていて、のりで包んであって、
おっきいのです。中に入っているのは、“梅干し”、“しゃけ”、“こんぶ”です。
おにぎりは、お弁当箱の“たまごやき”や“ウインナー”とは別に
アルミホイルに3つ包んであります。
お弁当の時、包んであるナフキンをほどくと、お弁当箱と一緒におにぎりの
アルミホイルがコロンと転がります。

他の子のおにぎりは、ちっちゃくて可愛くて、“たまごやき”や
“たこさんウインナー”と一緒にお弁当箱の中におしゃれに並んでいます。
ちっちゃいちびちゃんは、遠足や運動会の時には、いつも思っていました。
『私も、あんな、ちっちゃくて可愛いおにぎりがいいな…』

ある遠足の朝、ちびちゃんはお弁当を包んでいるお母さんに聞いてみました。
「なんで、おにぎり、おっきいの…?」
「大きい方が食べやすいでしょ」
お母さんは、そう言うと忙しそうにちびちゃんの遠足の準備をするために
隣の部屋に行ってしまいました。

おっきくなったちびちゃんは、お昼のお弁当を食べている時、
何故かお母さんのおっきいおにぎりを思い出しました。
『あのおっきいおにぎり食べたいな…』
ちびちゃんは、おにぎりをにぎっているお母さんの姿を思い出して、
何だか“ほわっ”とした気持ちになりました。
『ちっちゃい私が食べやすいように大きくにぎってくれてたんやね、
ちっちゃい私が持ちやすいように、のりで包んでくれてたんやね、おにぎり…』

『あんなおにぎり作るのお母さんだけだったよ、おいしかった…』
「ごちそうさま」
お昼のお弁当を食べ終わった後、ちびちゃんは、声に出して言ってみました。
『今度お母さんに“あのおっきいおにぎり”作ってもらう』
ちびちゃんは、運動会や遠足の朝の“たまごやき”と“ウインナー”が
焼けていくおいしそうな匂いも思い出していました。


-おわり-





PR


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne