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『大腸がん検診』6

2013.2.22
ブログを打ったりしていると、時間や月日は早く過ぎていくのか、
気が付くともう2月の半ばを過ぎてしまっていました。
あと2週間ぐらいで検査結果が来るかなぁって感じです。
早く検査の結果が判ってホッとしたいとも思いますが『やっぱり、
内視鏡検査になって大変だったり…、悪いものが出来ていて摘出手術に
なったり…、その先も大変ことがあったり…、そして、もしかしたら…』
と次々と考えを巡らせてしまっています。今日はそんな日でした。
「考え過ぎやって!」
とか励まして言ってくれる人もいるのですが…『何かあったら、そこから
先は、私やしなぁ…』ついついそんなふうに思ってしまいます。
だめですね…。
もちろん、『きっと、結果がきたら、何でもなくて笑ってたりするかな!』
とか『もし、何か見つかっても早急やし!』とか考える日もありますが…。
とにかく、今日は考えが-(マイナス)の日です。
お腹が何となく、張ってます。また、心配です。

2013.2.23
世界中には…、日本には…、貧困や病気で苦しんでいる人たち、様々な
障害などを抱えて、生きていくのが不便で困っている人たちが沢山います。
テレビでは、様々な技術がこんなに進んでいるとか、こんなことが可能に
なったとか法律の改正などによってもこんなことが可能になるとか、
いかにもみんなに明るい未来がすぐそこまで…っていうような情報が
次から次に流れています。でも、その技術や可能になること、
そして改正された法律ってヤツは中々苦しんでいる人や困っている人を
助けてくれることにはなっていませんよね…?
『ここに認可されたら…』とか『もう少し臨床が進んだら…』などと、
一体どこでどうなっているのでしょうね…?
物語に終わりあるように、誰にもいつかは終わりが訪れるのです。
情報には希望があっても、その希望は、今、苦しんでいる人や、今、
困っている人を助けてはくれないのでしょうか…?
みんなの物語が『ハッピーエンド』になりますように…!

2013.2.24
誕生日から1カ月が経ちました。友達から届いたハッピーバースデー
メールには、『お互いまた元気に、歳を重ねることが出来たね!』
『今年こそ会いたいね!』の言葉が綴られていました。
まだ、受信ホルダーに残っているこのメールを受け取ったあの時は、
『あっ、○○からや!』といつものようにメールを開き、毎年の
バースデーメールに何だかホッとし、嬉しい気持ちでメールを読む、
そんな、何気ない日常の1コマでした。
今のような、ちょっと不安な気持ちの日常を過ごすことになるとは
思っていませんでした。本当に人生は、その時になるまで、
わからないものですね!
だから、その時その時を後悔しないように生きていきたいです。

2013.2.25
リビングの模様替えが完成したら、今度は寝室にしている部屋も
替えたくなってしまいました。リビングをかなり力入れて替えたので、
寝室は控えめにカーテンと掛け時計のみを替えることにしました。
買い物に連れて行ってもらうのは、ヘルパーさんにお願いしようか
とも考えたのですが、何だか早く部屋が替わった感じが見たくて、
結局、仕事が休みだった彼にお願いしてしまいました。
「早く部屋の感じが見たい!」
と言っていた私のために彼は買ってきてすぐに寝室のカーテンと
掛け時計を付け替えてくれました。カーテンと掛け時計を替えだけで
寝室は違う部屋みたいに見えました。
でも、休みの日を私の模様替え、わがままに付き合わせてしまいました。
『ごめんなさい』ですね…。

2013.2.26
走っている車の窓から見る風景…。
立ち並んでいるたくさんの家、いくつかのお店、川や橋や道があり、
踏み切りの向こうを走っている電車、人々が歩いて行き交い、
自転車に乗って行き交い、車が行き交う…。いつも通る見慣れた風景…。
『まだまだたくさん、この風景の中に溶け込める時間がありますように…』
いつもの風景の帰り道、そんなふうに願ってしまいました。

2013.2.27
また何の前触れもなく、その封筒は私のもとに届きました。お昼の支援に
入ってくれるヘルパーさんが挨拶と共に
「これ、ポストに入ってたので置いときますね」
と白い薄い封筒をテーブルの上に置いてくれました。
「はい」
と返事をしたものの、私は、その時チラッと見えた封筒の感じがとても
気になってドキドキし始めていました。『なんか、公共機関とかの封筒
ぽいなぁ…?、でも、携帯代の今月分は、もう届いたしなぁ…?、
もしかして…!』そう思うと支援をしてもらっていてもドキドキと気持ちが
落ち着かなくなっていきました。
ヘルパーさんが、支援後、記録等を付けておられる間、私が一人で
リビングにいて、テーブルの上に置いてある封筒を見ていると、
気になって、ドキドキして、我慢ができなくなってしまいました。
『検査結果なら、彼が来るまで待って一緒に見た方が…』と何度も思った
のですが、どうしてもどうしても気になって我慢ができませんでした。
帰り仕度を始められたヘルパーさんにお願いして封筒を開けてもらいました。
封筒の中に入っていたのは、文字がきちんと印刷された一枚の紙でした。
そこには、やはり、『大腸ガン検診結果』と印刷してありました。
そして…、次の行には『陰性(-) 精密検査の必要はありません』と
ありました。
『よかったぁ!』私はホッと安心しました。
「マイナスやったよ!」
「なんで最初に俺と見てくれへんかってん!」
と私の気持ちとは反対に、彼は既に封筒から出された紙を見て怒っていました。
「気になって、気になって、我慢できひんかったから…」
私は、そう言いながら、私が不安な間、支えてくれていた彼の気持ちを
考えきれずに、自分の我慢できないという気持ちを優先してしまった私を
思い出しました。
「ごめんなさい…」
「でも、気が楽になったやろ、よかったやん」
彼はそう応えてくれました。ありがとう…。

ー大腸がん検診7へ続くー





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