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彼女のストーリー番外編2彼女の好きなもの1

『彼女の好きなもの1』

彼女には、好きなものがたくさんあります。
彼女は、いつも色んな時間を楽しんでいます。

シンガーソングライター 槇原敬之

彼女が初めて槇原敬之の曲を聴いたのは、まだ施設で暮らしていた頃でした。
冬の朝、食事を終えて部屋に戻ろうと食堂を車椅子で移動していた彼女の耳
に優しい曲が聞こえてきました。
その曲は食堂に置かれていたスピーカーから聞こえていました。
車椅子をゆっくりとこいでいた彼女の手がピタリと止まりました。
『何て優しくて温かい曲やろう…』
初めて聴くその曲は、スーッと彼女の心の奥に入っていき、固くなっていた
心を優しく溶かしていきました。
彼女は、朝っぱらから食堂の真ん中で涙を流しました。

北風-君に届きますように-、彼女の心にはラジオのDJが言っていた曲のタイトル
と優しい曲がいつまでも残っていました。

それからしばらくして、彼女は、あの時の曲は“槇原敬之というシンガーソング
ライターの曲”だと知りました。
『へ~、詩もメロディーも創ってはるんや』
彼女は、ますます“槇原敬之”が気になるようになりました。
“北風-君に届きますように-”が入っている一枚目のアルバムを買ってから、
リリースされる彼のアルバムなどは殆ど買いました。
彼女は、“シンガーソングライター槇原敬之”のファンになりました。

数年後にはファンクラブに入り、コンサートにも行くようになり、彼女の生活
には今でも槇原敬之の曲があります。


彼女のストーリー番外編2
〝彼女の好きなもの2〟へつづく










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