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沖縄旅行5真っ赤なドレスと待ちぼうけ5

沖縄旅行5


真っ赤なドレスと待ちぼうけ5

「やっぱりあかんなぁ」
「う~ん、介護タクシーに迎えにきてもらおか」
電話をすると、お客さんを乗せてしまったので、すぐに向かえないと
言われました。
「普通のタクシー拾ろおか…?」
「え~、今回はこんな場面がないように介護タクシー頼んだのに」
結局、走っていた普通のタクシーを拾って、宿に戻りました。

結婚式の2次会のために介護タクシーがきてくれる時間になって、
宿の外に出ました。
ところが、時間を過ぎてもタクシーはきません。
電話をすると、お客さんを乗せて渋滞に巻き込まれてしまい、後、
1時間はかかるということでした。
「え~、約束したのに~!」
私たちは、宿の前で待ちぼうけでした。
結局、約束から1時間が過ぎた頃、タクシーは到着…。

「すみませんでした、料金は頂きませんね」
運転手さんは、誤ってくれましたが…。


“沖縄旅行6”へつづく














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沖縄旅行5真っ赤なドレスと待ちぼうけ4

沖縄旅行5


真っ赤なドレスと待ちぼうけ4

「雨降ってるし、今日、国際通りは諦めよか」
「うん、あんまり屋根もなさそうやしなぁ…」
「ほんなら、宿で休もか…?」
「うん、ゆっくりしよ!」
私たちは、迎えにきてくれたタクシーに乗り込みました。
「国際通りじゃなくて、宿に行って下さい」

しばらく走ると何だか雨が止んできて、灰色の空の隙間から陽が
さし始めました。
「国際通り行けるかなぁ!」
窓の外を見ていた彼が笑顔で言いました。
「雨、止んだしな」
私は、彼のその笑顔に賛成しました。

私たちは、国際通りでタクシーから下ろしてもらいました。
「お帰りなる時は携帯鳴らして下さいね」
介護タクシーが走って行った後、私たちは、修学旅行生がたくさんの
おみやげ屋さんで買い物をして、Tシャツのお店を覗きました。
「ちょっと高めやなぁ…」
お店から出てくると雨がポツポツ降っていました。

“真っ赤なドレスと待ちぼうけ5”へつづく








沖縄旅行5真っ赤なドレスと待ちぼうけ3

沖縄旅行5


真っ赤なドレスと待ちぼうけ3

「わ~、真っ白!」
「ほんまやな」
「すてきなチャペルやね」
「ああ」
「ええなぁ…」
「ああ」

挙式が行われるチャペルは、真っ白で、正面のには十字架と海が見える
大きな窓がありました。
出席者がみんな白い長椅子に座って暫くすると、賛美歌が流れる中、
新郎新婦が入場してきました。
『やっぱりキレイ…、真っ赤なドレスいいなぁ…』
婚姻届へのサイン、誓いの言葉、指輪の交換が厳かに行われ、みんなで
賛美歌を歌った後、紙吹雪の中、新郎新婦は退場していきました。
その後、新郎新婦と出席者でチャペルの中で記念撮影をしました。
雨降りで、外でのセレモニーは行われなかったのは残念でしたが、
素敵な結婚式でした。


“真っ赤なドレスと待ちぼうけ4”へつづく









沖縄旅行5真っ赤なドレスと待ちぼうけ2

沖縄旅行5


真っ赤なドレスと待ちぼうけ2

「降ってくるかなぁ…」
「ほんまやな」
「もう少しで着きますからね」
運転手さんの声が届いた頃、灰色の雲が分厚くなってきました。
白いチャペルの屋根が見えてきた時にはバラバラ降ってきました。

タクシーを降りて、チャペルの入口に向かっていた時、写真撮影をしている
新郎新婦が見えました。
彼が花嫁さんの名前を呼びました。
スーツ姿で手を挙げて、大きな声で花嫁さんの名前を呼ぶ彼が心の全部が
〝キュン〟となるくらいカッコヨク見えました。
その声に、真っ赤ドレスの花嫁さんがこちらを振り向いて、笑顔で手を
振ってくれました。
『きれいやなぁ…!』

「アロハ、沖縄っぽいね」
「うん、沖縄では男の人の正装やねん」
「へ~、そうなんや」
出席者の中には何人かアロハを着ている男の人がいました。
とてもとても沖縄を感じました。
『アロハいいなぁ』


“真っ赤なドレスと待ちぼうけ3”へつづく








沖縄旅行5真っ赤なドレスと待ちぼうけ1

沖縄旅行5


真っ赤なドレスと待ちぼうけ1

「どう…?」
「曇りやなぁ…」
「え~、今日は晴れるって予報やったのになぁ」
「梅雨やしな~」
沖縄2日目、彼に今日のために買った服を着せてもらった後、
窓の外の天気が気になって見てもらいました。
「結婚式が終わるまで雨、待ってほしいな」
「そうやな」

約束の時間に介護タクシーが迎えにきてくれて、私は新しい服と
靴でタクシーに乗りました。
スーツ姿の彼が隣りの座席に座って、タクシーは走り出しました。
「チャペルまでは、下の道でいいですか…?」
「はい」
「高速だと景色が同じでつまらないですからね、楽しんで下さいね」
運転手さんの声が昨日と変わらない柔らかさで耳に届きました。

海の見えるチャペルは、私たちが泊まっている本土からは離れていて、
かなりの時間走りました。
最初は、色々なお店や家が賑やかに見えていましたが、だんだんあまり
見えなくなってきました。

“真っ赤なドレスと待ちぼうけ2”へつづく














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